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All 12 tracks: Dear Friend/ 有閑Poooh Man/ インカ/ Sally Garden/ Miss Rowan Davis/ サジタリウス/ 街の灯/ 回転人形/ Scarborough Fair/ Bye Bye Rag/ 夕暮れ/ Dance With Me/ ■2001年12月にアルバム『String Man』でソロ・デビューした伊藤賢一の2作目。まず、一聴して感じるのは、前作以上に粒揃いの作品が収録されている事だ。この2年足らずの間に彼がギタリスト&ミュージシャンとして更に成長した事を如実に示す手応えが各作品から感じ取れ、それは嬉しい驚きであった。モリダイラ主催のフィンガーピッキング・コンテストに出演した際に演奏し、「オーディエンス賞(会場アンケートで1位)」を獲得した2作品、「Dear Friend」と「サジタリウス」も収録された全12曲。その「Dear Friend」は、彼の友人でもあるギタリスト下山亮平クンに捧げられたもので、本作のオープニング・ナンバーになっている作品。表情豊かなメロディ・ラインのこの1曲で、誰もが彼のギタリストとしての技量とソングライターとしてのセンスの良さを感じる事だろう。ブリティッシュ・トラッド作品をカヴァーした「Sally Garden」と「Miss Rowan Davis」、ラグタイム調の「Bye Bye Rag」、バロック時代の小品をイメージしたという「回転人形」など、ヴァラエティに富んだ作品群。その中でも「街の灯」と「夕暮れ」という2曲のオリジナル作品は、それぞれの情景が見えてくるような素晴しい曲だ。オーリアンズのヒット曲「Dance With Me」は、この曲の持っている歯切れの良い「リズムが命」である事を理解した快演で清々しい印象を残して本作は幕を閉じる。是非とも多くの方に聴いて頂きたいと思う。